どうも、たっちーです。
今回はイギリスの大学院を応募するにあたって誰もが気になるであろうPre-sessional Courseのメリット、デメリットについて実体験を交えながら紹介したいと思います。
Pre-sessional Courseとは??
結論から言いますと、大学院進学にあたって提出する英語力のスコア(主にIELTS)が入学条件を満たしていない人が受講するコースです。
どんなコースかと言いますと、Reading, Speaking, Writing, Listeningの4分野を満遍なく力を伸ばすコースです。
サセックス大学では、主に5週間と10週間コースの2つがあり、IELTSの点数が低い人ほど受講期間は長くなります。
入学条件の英語力を満たしている人でも場合によっては受講できることもできるみたいです。
このPre-sessional Courseをやりきって最終テストに合格した後、晴れて本コースを受講することができるのです。
※Pre-sessional Courseの最終テストについては別途記事を書きます。
注意点ですが、このPre-sessional Courseを受講する際にも、IELTSで指定された英語力を満たさないと受講できません。なので、希望すれば誰でも受講できるというわけではありません。
メリット
Pre-sessional Courseを受講して良かった点は主に2つあります。
①アカデミックスキルが身につく
ここでいうアカデミックスキルとは、英語による効率的な速読法や論文の作成法といったスキルです。
当然ながらイギリスの大学院の講義は英語で行われます。講義を理解し、教授や学生と議論するだけではなく、膨大なリーディングをこなすと同時にエッセイなどの課題を提出しなければ、学位を修得することはできません。
なので、アカデミックスキルを身につけるということはとても重要なことなのです。
アカデミックのバックグラウンドがなかった私にとって、Pre-sessional Courseでアカデミックスキルを学べたことは非常に良かったと感じています。
これを学んだおかげで本コースのエッセイや修士論文を英語で執筆できました。
今思えば、Pre-sessional Courseを受講していなければ相当苦労していたと思います。
ですので、アカデミックのバックグラウンドのない方には非常にお勧めできるコースではないかなと個人的には思います。
加えて、クラス自体が国際協力に興味のある人たちで固められているので、早い段階から自分の興味のあるトピックに触れながらアカデミックスキルを磨くことができます。
②現地の生活に慣れることができる
交換留学などの経験のなかった私にとって、現地の交通機関の利用の仕方、食料品の買い物の仕方などを学ぶことができました。
Pre-sessional Courseでは本コースが始まる以前にイギリスで生活するため、私生活で細かなストレスを感じることなく本コースに望むことができると思います。
また、前年度の大学院生との在学期間が重なる期間がありますので、コースの先輩から授業の様子などを聞くことができました。
私は日本人の先輩方から、いらなくなった生活用品(調理器具、日本の調味料etc)をゆずっていただいたりしました。
9月からの本コース開始に向けてこうした準備ができたことも大きなメリットかなと思います。
デメリット
これにおいてもデメリットは2つあります
①金銭的問題
当たり前かもしれないですが、お金がかかります。
・授業料
・寮費
・食費
・娯楽(友達とパブ、旅行費etc)
が+αで本コースの費用に重なりますので決して安くはないです。
②スピーキング力はのびない気が、、、
Pre-sessional Courseを受講するだけでは、スピーキング力は伸びないと感じました。
スピーキングに関してですが、コース自体自力でエッセイなどを書けるようにアカデミックライティングに重きを置いているため、そんなに英語を話す機会がないのです。もちろんスピーキングの授業もしっかりあります。
なので、スピーキング力をのばしたければ、自分から英語を話す機会を作るといった工夫が必要だと実感しました。
実際、私は夕食を友達と毎晩食べたり、授業終わりに先生と雑談、質問が特になくても無理矢理考えて質問したりしていました。
最後に
私個人の見解ですが、アカデミックのバックグラウンドがない人であれば受講する価値は非常に高いと思います。
もしさらに詳しくPre-sessional Courseについて知りたい方がいればお気軽に質問箱からお問い合わせください。
ではでは!
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